「墨出し工事(通り芯設定)」とは?
建物の基準となる通り芯の設定です。
通り芯とは柱や壁の中心線を通る線のことで、設計上や施工上の基準となり、目安になります。
配置図通りに建物の位置決めをし、画像の様に逃げ墨を出します。
これは後々も使用しますので、クリアースプレーを吹き皮膜を作ってコーティングし、墨が消えない様に保護します。
自社で確認作業をし、元請係員にも立ち会って頂きます。
その後、設計者の方の確認がなされ建物位置が決定します。
誰が見ても解り易い様に、書き込みをするのも非常に大事な作業です。
※逃げ墨(にげすみ)
目的である場所から離れた位置に打った墨。返り墨ともいう。障害物などによりその場所に墨が打てない時に芯から1000などと逃げた寸法を書いておく。
墨出し工事・測量でお困りの際は、有限会社軽部までご連絡頂ければ幸いです。